産後うつやマタニティーブルーの症状を見逃すな

女の人

イライラや疲労感が出る

目を閉じるウーマン

出産というのは女性にとって大きな変化を伴うものです。徐々に大きくなっていたお腹から待望の赤ちゃんが生まれ母親になるのです。出産直後は嬉しい気持ちでいっぱいになるという人も多いですが、産後少し経つと疲れや不安感に襲われることがあります。生まれたばかりの赤ちゃんというのは昼夜問わず数時間おきにミルクが必要となるでしょう。また、排泄物の取り替えや寝るまでの抱っこも必要になります。こういった今まで慣れていなかった赤ちゃんのお世話をしつつ、掃除や洗濯、食事などの家事も行なわなくてはいけません。それらの疲れとホルモンバランスの乱れが重なると産後うつを発症してしまうことがあるのです。産後うつというのは出産後数週間から一ヶ月くらいで発症するうつ症状のことです。産後うつでよくある症状の1つが慢性疲労感でしょう。先ほども話したように昼夜問わず数時間おきに赤ちゃんへミルクを与えなくてはいけず、必然的に睡眠不足となってしまうのです。日頃の家事や育児で溜まった疲労感を睡眠で回復することができないので、常に怠さや疲れを感じるようになってしまいます。この他に、産後うつでよく感じる症状といえば不安感です。普段、将来や育児に対する不安を抱かない人であっても、産後のホルモンバランスが崩れた状態だと大きな不安を抱いてしまうのです。また、慣れない育児で母親としての自分に自信が持てなくなってしまうこともあるでしょう。こういった突然の不安感や孤独感は、周りの助けがあってもなかなか拭えるものではありません。産後うつはホルモンのバランスと大きな関わりがあります。ホルモンバランスの乱れで起こる更年期障害の症状でもあるように、苛立ちを強く感じてしまうことが多くなるでしょう。多少のことで苛立ちを感じないという人も産後うつになると些細なことで苛立つようになってしまうのです。また、赤ちゃんの泣き声にストレスを感じるようになったり、世話をしなくなってしまう場合もあります。この苛立ちがエスカレートすると虐待やネグレクトに繋がる可能性もあるので注意しましょう。産後はイライラすることが多くなるということを、自分だけではなく家族や両親、周りの人にも理解してもらうことが大切です。